美味極楽メインページ
>
魚の国ニッポンを釣る!
> 【最終回】初夏のスズキ[本牧]|皮までうまい!
口に入れると、弾力ある歯ごたえの後、ホロリとほぐれる。味つけは控えめに、スズキの旨さを楽しみたい。
身をつけた皮は、塩・胡椒で香ばしく濃厚な旨み。甘酸っぱく仕上がった酒酢蒸しと合わせると、スズキは別の顔を見せる。
材料
スズキ 3枚に下ろしたもの
玉ねぎ(粗みじん) 1/4個
ピーマン(輪切り) 1/2個
塩 少々
サラダ油 少々
酢 大さじ1
酒 大さじ3
粗挽き胡椒 適宜
作り方
(1)
スズキは皮に5ミリ程度の肉をつけて削ぎ、2cm幅に切る。切りとった身はブツ切りにする。
(2)
フライパンに少量のサラダ油を引き、弱めの中火で熱し、塩・コショウした皮つきのスズキの皮目を押し付けるように焼き、のち全体に火が通るように軽く押さえながら焼く。
(3)
皮なしの身の全体に薄塩をあてる。
(4)
酒に酢を少しずつ加え、甘味のバランスが良いところで止める。フライパンに酒酢を入れ中火にかけ、沸いたら玉ネギ・スズキ・玉ねぎの順で入れ、フタをして、1〜2分ほど蒸し煮にする。
(5)
玉ネギに透明感が出たら2、4を皿に盛り、その上にピーマンをあしらう。
キリリと冷やした日本酒を合わせれば、まさに至福のひととき。
スズキの腹側は身の締まりが格別。脂ばかりが旨さじゃないが、皮つきの湯引きをコリリと噛めば、夏のコク味が嬉しいかぎり。
材料(2人分)
スズキの腹側 半身
塩 少々
ネギ(千切り) 適量
作り方
(1)
腹をすき取ったスズキの腹を皮付きのまま、2cm角程度に切る。
(2)
鍋に水を張り、ひとつまみの塩を加え、沸騰させる。その中に1を入れ、10秒ほど攪拌する。
(3)
2からスズキを取り出し、水にさらして粗熱を取る。
(4)
水気をよく取り、皿に盛り付け、ネギをあしらう。ポン酢もしくはわさび醤油が合う。
≪1
2
3
4
5
魚の国ニッポンを釣る!トップページへもどる
美味極楽メインページへ